住所
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緯度:35.6487865
経度:139.7497636
〒108-0014
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「ランチさんぽ ~空中散歩と2つの鳥居~」を開催いたしました♪



去る2月29日(木)、三田いきいきプラザ主催「ランチさんぽ ~空中散歩と2つの鳥居~」
を開催いたしました♪


当館初の試み!遠出はしないけれど、近場でなかなか行ったことのない場所に「さんぽ」をして
ランチをしようという企画です♪
今回の行先は羽田!空港のあるイメージしかないですが、元はと言えば漁師町だった歴史のある街です。
今回は羽田方面へ足を伸ばしました☆


サブタイトルにもあるとおり、「空中散歩」ということで往路は東京モノレールを使用します。

(別日に撮影したもの)



空港へ往復する際にのみ乗車するという方が多いかと思われますが、モノレールには
見どころがたくさん!運河の上を走っているので、まるで水の上を走っているような感覚です♪
運良く先頭車両に乗ることが出来、眺望の良い席に皆さん座ることができました♪

モノレールで終点の羽田空港…ではなく、天空橋駅で下車。
駅を降りた我々の目の前に待ち構えていたのは………

飛行機です!目の前で見ると圧巻ですね!
これには皆様もビックリ!なかなか目の前で見る機会なんて無いですよね☆


飛行機による歓迎を受け、我々一行は旧穴守稲荷神社大鳥居へ向かいました。
この大鳥居は、穴守稲荷神社がまだ羽田穴守町にあった昭和初期に、
その参道に寄付により建立されたと伝えられています。
終戦とともに進駐した米軍により、羽田周辺の地域一帯に居住していた人々は強制退去され、
建物は全て取り壊されました。
しかしながらこの大鳥居だけは取り壊しを免れ、往時を物語る唯一の建造物だそうです。


大鳥居を後にした我々が次に向かったのは、お待ちかねのランチです♪
羽田と言えば穴子!と言うことで、煮穴子丼を食しました♪
羽田沖は多摩川が流れ淡水と入り混じり水質が良いために、美味しい穴子がとれるそうです。
また先述のとおり羽田は、元は漁師町だったこともあり現在でも漁師の方がいらっしゃるそうで、
船をチャーターすれば現在でも穴子釣りが出来るんだとか。
店主さんからそんな小話を聞きながらのランチでした♪


昼食後、もう一つの鳥居である穴守稲荷へ向かいます。
江戸時代後期、干潟を干拓して新田を開発しますが波浪などによる被害も多く、
農業神そして海上安全の守護として稲荷神を勧請したのが始まりです。
その後、襲来した大暴風雨と津波で、多を守る堤防の土手に大穴が開き、海水が侵入するという
危機的な状況が生まれますが、開拓者が力を合わせて危機を乗り越えたことから穴を守った稲荷神、
穴守稲荷神社と呼ばれるようになったそうです。





こちらの社務所の中には、イナリワンという競走馬の展示もされています。

イナリワンはかの有名なオグリキャップと競い合い、有馬記念にも勝った馬です。
そのイナリワンですが名前の由来はこの穴守稲荷神社で、馬主さんと当時の宮司さんが馬術部の
同級生という縁もあり、穴守稲荷に由来する「イナリ」に「一番出世してほしい」との願いを込め、
「ワン」をつなげた「イナリワン」になりました。


また、この穴守稲荷は航空会社の方々が多く参拝されることで有名です。
日本エアシステム(現:日本航空)では、昭和47年に函館山で墜落事故が起こってから、
毎月3日に会社幹部が穴守稲荷に参拝するようになり、本社内や整備場、旅客機、ヘリコプターなどに
穴守稲荷のお札を貼るようになりました。
境内の東側隣接地には2006年9月まで日本航空の乗員訓練センターがあり当時の訓練生の間では、
穴守稲荷神社の願い木を神前に奉納すると、希望の部署に配属されるという一種の験担ぎをしていたそうです。

穴守稲荷を見学・参拝した後は京急線に乗って帰路に着きました☆

三田いきいきプラザでは今後も、電車に乗って気軽に参加できる遠足のようなイベントを企画してまいります。
皆様のご参加、お待ちしております!


◆開催日時:2月29日(木)10:00-14:30
◆記事作成:K.H
◆芝地区いきいきプラザURL:http://shiba-ikiiki.com