ブログで健康づくりサポート＃８~港区の歴史編~

2020/05/07

現在、東京都は23区で構成されていますが、昔は35区（都心15区および郊外20区）
あったことはご存知でしょうか。
また港区は昔、3つの区に分けられていたこともご存知でしょうか。

これは平成29年6月23日に開催した「芝の魅力発見講座」の開催中に発見したものです。
古い住所看板なのですが、よく見てみると芝区豊岡と表記されています。

汚れ具合から、当時のまま掲示されているものだと思われます。

港区は「芝区」「麻布区」「赤坂区」の3つに分かれており
現在の地区に当てはめると、

芝　区→芝地区、高輪地区
麻布区→麻布地区
赤坂区→赤坂地区
（なお、芝浦港南地区は埋め立て前なので該当せず）

芝区は範囲が広いですが、それ以外は現在の各地区に当てはまります。
そして戦後、特別区（現在の23区）への移行のためこの3つの区が一緒となり現在の「港区」が

発足されます。

ちなみに当館は現在「芝4丁目」に立地していますが、江戸時代は「本芝入横町」という名称だったそうです。
本芝大通り（現在の第一京浜）の裏手に位置し、大通りから入る横町というのが由来で、
牛や馬の売買などが盛んな地域だったそうです。

昭和になると某自動車メーカーの敷地となり、再開発されて今に至っています。

当館の周辺には、まだまだ歴史を物語る物が残っています。
今住んでいられる場所に昔、何があったのかなど調べてみると面白い発見と出会えるかもしません。

事態が収束した際は、歴史を辿る散歩をしてみませんか。

◆掲載日時：令和2年5月7日（木）
◆記事作成：平出
◆芝地区いきいきプラザURL：https://shiba-ikiiki.com